昨日の続きです。 「ゲーム依存になると、困ることが四つある。まず一つめは、大切な時間を現実世界ではなく、仮想世界のために浪費してしまうこと。ゲームに大切な時間を奪われるのである。 二つ目は、ゲームばかりやっていると、他者への思いやり、愛情、思考力、想像力、善悪の判断力といった理性をつかさどる前頭葉(オデコの部分)がきたえられないこと。たとえば、映像ばかり見ていると、想像力が発達しないから、見たものしか理解できなくなる。これでは、その人の持っている本来の能力が発揮されない。 三つ目は、暴力的になりやすくなること。前頭葉には暴力を防ぐ『衝動コントロール』という装置が備わっている。だが、前頭葉がきたえられないと、『衝動コントロール』が十分に利かないから、思考力や想像力が働かないだけでなく、すぐに暴力を振るい、キレてしまう。 四つ目は、ゲーム依存者がゲームを突然やめると、離脱症状が発生すること。それは、気分の落ち込み、疲労、不安、イライラに加え、重度の場合には、幻覚、白昼夢、からだの震えなどが発生する。このように耐性、依存、離脱症状を

発生させるテレビゲームは、麻薬と少しも変わらない『インフォドラッグ』なのである。 明日へ〜